音の距離を表す「度」を完璧に覚える旅 第三章

こんにちは！

しゃーさんです！

長丁場ですが

この旅を終えればあなたも

音程マスターです！

音程マスターということは、

音の幅がわかるようになり、

耳コピのときに次の音が

だいたいどの辺りにくるか

もわかるようになる。

ということ！！

逆に音程を

マスターしておかないと

次の音がどの辺りにくるか

予想つかないまま

大量の時間を浪費しながら

地道にコピーを続ける

ことになります。

やらなきゃ！！！

早速続きに入りましょうか！

では、まだ説明されてない

1度、4度、5度、8度の

グループはどう表しましょう。

この子たちは頭に

「完全」とつけてやれば

いいのです。

完全に距離が変わらないよー！

と覚えればOK…

なんですが、

ここで例外！！！

やっと出てきました。

4度と5度には

それぞれ1種類ずつ

他のみんなと距離が違う

ものがいます。

4度なら「ファからシ」、

5度なら「シからファ」です。

奇遇にも逆！

まずは4度の方から。

またハ長調で見ていきます。

他の4度は

半音5つ分の長さですが、

「ファからシ(ＦからＢ)」は

半音6つ分と1つ多いです。

なので、

「ファからシ」の音程は

「増4度」と言います。

そして5度の方。

他の5度は

半音7つ分の長さですが、

「シからファ(ＢからＦ)」は

半音6つ分と1つ少ないです。

なので、

「シからファ」の音程は

「減5度」と言います。

距離が増えるから「増」、

距離が減るから「減」

といういたって単純なこと！

これも確実に覚えてください！

そして、なんと

「増4度」と「減5度」は

距離が同じ！！

音楽の面白いところが

出てきました。

1度、8度は正真正銘、

どれに関しても

距離は変わらないので

完全1度、完全8度のみです。

長くなってごめんなさい…。

でも、まだこれで

終わりじゃないんです。

♯と♭に一切

触れてないじゃないですか！

次回「最終章」ではさらに

応用を利かせていきます。

それでは！！！